読書が続かない人の共通点5つ|「義務感」で本を読んでいませんか?

読書が続かない人の共通点5つ|「義務感」で本を読んでいませんか?

「今年こそ読書を習慣にするぞ」と本を買った。最初の2〜3日は読んだ。でも気づけば本は開かれなくなり、積読がまた1冊増える——。

こういう経験、ないだろうか。

私も以前は似たようなことを繰り返していた。でも今は読書が好きだと言えるようになったし、少しずつだけど読む量も増えている。

変わった理由を振り返ると、やり方を変えただけだった。意志力が急に強くなったわけじゃない。読書が続かないのは、大体「仕組み」の問題だ。


目次

読書が続かない人に共通する5つの特徴

①義務感で読んでいる

自分が本当に興味のある内容じゃないと、その本に没頭するのは難しい。

これは私自身が痛感していることだ。

人に勧められた本を読もうとしたことがあるが、正直あまり読めなかった。「良い本らしいから読まなきゃ」という気持ちで開いても、興味がないものは頭に入ってこないし、続かない。

「教養のため」「自己成長のため」「ベストセラーだから」——きっかけとしては悪くないけど、心の底から「読みたい」と思えていない本を義務感で開いても、集中できないし続かない。

今の私の本選びは、「今自分が学びたいこと」や「悩んでいることへの解決になりそうな本」が基準だ。自分の興味と直結している本を選ぶと、驚くほど読み進められる。

②最初から最後まで読まなきゃという完璧主義

「本は1ページ目から最後まで通して読むもの」——昔の私にはこの思い込みがあった。

300ページの本を「全部読まなきゃ」と思うと、それだけでプレッシャーになる。「ちゃんと時間があるときに読もう」と先延ばしにしているうちに、結局開かなくなる。

今はだいぶ変わってきた。「なるべく最後まで読みたい」とは思っているが、「ここは飛ばしていいかな」と感じる場面は軽く流せるようになってきた。重要か重要じゃないか、なんとなく判断できるようになったのかもしれない。

完璧じゃなくていい。その本から1つでも学べることがあれば成功——このマインドに変えてから、読書がかなり楽になった。

③分厚い本・難しい本ばかり選んでしまう

私がよく読むビジネス書や自己啓発の本は大体似たり寄ったりの厚さで、めちゃくちゃ分厚い本はあまりない。でも、もしあったらちょっと敬遠する。

あとハードカバーの本は手に持ちにくいので個人的に避けている。ソフトカバーの方が持ちやすくて読書のストレスが少ない。

読書に慣れていない人がいきなり分厚い本を選ぶのは、運動不足の人がフルマラソンに挑戦するようなものだ。まずは薄くて読みやすい本から始めて、「1冊読み切れた」という成功体験を積み重ねた方がいい。

④読書する場所や時間が決まっていない

「気が向いたときに読む」だと、ほぼ続かない。「気が向く」タイミングでは大抵スマホが手の中にあるから。

私の場合、朝(少し活動して目が覚めてから)と夜(寝る前)が読書タイムとして定着してきている。特に夜は邪魔が入りにくいから集中して読書できる。

場所は自宅のデスクが一番多い。カフェも集中できる。時間と場所がある程度固まると、読書が「当たり前の行動」になっていく。

⑤本を買って満足してしまい「積読」が増える

これは耳が痛い話だ。

丸善多摩センターやコーチャンフォーなど大型書店が近くにあるので、休みの日はよく書店に行く。すると気になった本があるとつい手が伸びて買ってしまう。

その結果、今のデスクのすぐ真横には15冊くらいの積読が積まれている。

ただ、積読に対して罪悪感はない。「早く読まなきゃ」とは思うけど、いつかは読むから焦りもない。積読は「自分の興味の記録」みたいなものだと思っている。


義務感の読書をやめて「ガチで読みたい本」を選ぶ方法

書店で実物を手に取って吟味する

本は書店で実物を手に取って選ぶのが一番だ。

ネットのポチり買いは「なんとなく良さそう」で買ってしまいやすい。書店に行って、棚を眺めて、気になる本を手に取って、中身をちょっと見る。書店のポップも参考にする。

私が本を選ぶときに見ているのは、まえがきと最初の数ページだ。なんとなくだけど、「この著者の書き方は自分に合ってる、合ってない」みたいなものがある。まえがきを読んで心が動くかどうか、文体が自分に合うかどうか——このあたりが判断基準になっている。

買ったその日にカフェで読む。これをルーティンにする

読書のモチベーションは本を買った瞬間が最も高い。この鮮度は時間が経つごとに落ちていく。

だから私は、本を買ったらその日のうちに近くのカフェで読み始める、というのを毎回やっている。書店で買って、そのままカフェに直行して、コーヒーを飲みながら冒頭を読む。

正直に言うと、カフェで冒頭の部分だけ読んで、帰宅後そのまま積読になるパターンも多い。でも「1ページも開いていない積読」と「冒頭だけでも読んだ積読」では、次に手を伸ばす確率がまるで違う。

カフェが併設されている書店もあるから、「本を買う→その足でカフェ」は意外とやりやすい。

読書初心者が選ぶべき本の特徴

どんな本を選べばいいか分からない人のために。

  • 薄い本(200ページ以下):分厚い本は心理的ハードルが高い
  • ソフトカバー:手に持ちやすく読書のストレスが少ない
  • 1章が短い本:区切りがつけやすいから達成感がある
  • 今の自分の悩みに直結する本:「これが知りたい」というモチベーションが続く

難しいビジネス書やベストセラーは読書に慣れてからで十分だ。


読書を「続ける」ための仕組み作り

本をデスクの上とカバンの中に常に置く

スマホを手に取る代わりに本を手に取る——この「置き換え」が読書時間を増やす一番の方法だ。

私がやっているのは、読んでいる2冊をデスクの上に必ず置いておくこと、外出時はカバンに入れること

手の届くところに本があると、ふとした瞬間に手が伸びる。意志の力より環境の力の方が圧倒的に強い。

2冊にしている理由は、気分転換になるから。3冊だと内容がごちゃごちゃになるので、2冊がちょうどいい。積読の山から選ぶときもあるし、一番最近買った本から選ぶこともある。

毎日同じ時間に読む「ルーティン化」

読書を「毎日この時間にやる」と決めてしまうのが最強だ。

私の場合、朝のコーヒータイムと夜の寝る前が定位置。特に読書+ブラックコーヒーのセットは自分にとって落ち着く組み合わせで、読書のルーティンとしてかなり定着している。

最初は5分でも10分でもいい。「毎日続ける」ことの方が、「たまに長時間読む」よりはるかに大切だ。

読んだ本の記録をつける

読んだ本を一言でもいいから記録に残すと、読書の足跡が見える。1冊、2冊と記録が増えていくと「こんなに読んだんだ」という感覚が生まれて、次を読むモチベーションになる。

記録の方法は何でもいい。スマホのメモでも手帳でも読書記録アプリでも。

→ 関連記事:読書ノートの書き方入門(記事28)
→ 関連記事:読書記録アプリおすすめ5選(記事30)


【まとめ】続かない自分を責めない。仕組みを変えれば自然と続く

読書が続かない人に共通するのは、義務感、完璧主義、無理な本選び、時間の不固定、買って満足の5つだ。

でもこれ、全部「仕組み」の問題であって、意志力が弱いわけでも読書に向いていないわけでもない。

  • ガチで読みたい本を書店で吟味して選ぶ
  • 買ったその日にカフェで読み始める
  • 本をデスクとカバンに常に置いておく
  • 完璧主義を手放す。1つでも学べれば成功
  • 毎日同じ時間に読む

子どもの頃から読書が苦手だった私が、今は「読書が趣味」と言えるようになった。変えたのは意志力じゃなくて仕組みだけだ。

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