読書5分で飽きるのは病気?私が試した7つの改善策と正直な結果

読書5分で飽きるのは病気?私が試した7つの改善策と正直な結果

「読書を始めても、すぐ集中が切れて読み進めない…もしかして病気なのかも?」

そう検索してこの記事にたどり着いた人、多いんじゃないかな。

私も読書に慣れていない時期は、本を開いてもなかなか進まないことが日常だった。飽きるというより、集中できずにページがめくれない。そういう日が続くと「自分の集中力、おかしいんじゃないか」と不安になる。

でも先に言っておく。読書に集中できないだけでは、病気とは言えない。 少なくとも私の場合はそうだった。

この記事では、読書の集中力を改善するために実際にやったこと、やってみたいと思っていることを含めて7つ書いていく。うまくいったものも、合わなかったものも全部正直に。


目次

結論:読書だけ苦手なのは、病気じゃないことが多い

映画やゲームには没頭できるのに、本は進まない

「ゲームなら何時間でもやれるのに、読書は進まない」——これ、私にもある。

PS5をやっていると体感30分のつもりが3時間経っている。YouTubeも「次の動画」と流されているうちに深夜になっている。映画やゲームの方が、確かに没頭しやすい。

ただ、私の場合は「本だけ5分が限界」という感覚まではない。集中できているときは30分から1時間くらいは読めている。

要するに、読書にだけ苦手意識がある、というのが近い。映画やゲームは向こうから情報が押し寄せてくる。読書は自分から情報を取りに行かないといけない。脳への負荷がまるで違う。だから読書だけ進みにくいのは、集中力そのものが壊れているわけじゃない可能性が高い。

ADHDを疑ったことはない

知恵袋やネットを見ると「読書に集中できないのはADHDですか?」という声もけっこうある。

私は正直、ADHDだとは思わなかった。さすがにそこまでは考えなかった。検索して調べたこともない。

ADHDかどうかの判断で大事なのは、日常生活のあちこちで支障が出ているかどうかだと思う。読書だけが苦手なのと、仕事も家事も会話も全部うまくいかないのは別の話。

私は資格取得の勉強や講習のときも、特に「全く集中できない」と困ったことはない。読書のときだけ、なかなか進まない。それくらいの差だった。

もちろん、読書以外でも日常生活に困りごとが増えているなら、専門家に相談した方がいい。ここで言っているのは「読書のときだけうまくいかない」というケースの話。


読書が進まない本当の原因

「意志が弱いから」じゃない。私が感じた原因はだいたいこの3つ。

スマホに慣れた脳は、短い刺激に慣れている

Twitterの短文。TikTokの数十秒。LINEの一言メッセージ。毎日こういう短い情報を処理しているうちに、脳がそっちに慣れていく。

私もスクリーンタイムをたまに確認している。以前は1日3時間を超えていた。最近は1時間半くらい、多くても2時間くらいで収まっている感じ。スマホ依存まではいかないと思っているけど、短い情報に慣れている可能性はある。

そんな脳に「じっくり同じ文章を読み続けて」と頼むと、進みにくくなるのは当然かもしれない。

レベルが合わない本を選んでしまう

義務感で本を読んだことは、学生時代を除けばほとんどない。自分から読もうと思ってからは、無い。

でもレベルが合わなくて進まなかった本はある。

PDCAに関する本を読んだとき、少し読んだだけで飽きてしまった。PDCAが大事なのは分かっている。だから読んでみたんだけど、なかなか続かなかった。

あと「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」のような、翻訳された海外の実用書は少し読みにくい。翻訳特有の回りくどい言い回しが多くて、日本語として頭に入ってきにくい。内容は面白いのに、文体で集中が切れる感覚がある。

本選びは、読書が進むかどうかをかなり左右する。

読書に慣れていなかった

学校の読書感想文は苦手だった。読書へのネガティブなイメージ自体は、今は特にない。

ただ、読書を習慣にしようと思うまでは、ほとんど本を読まない生活を送ってきた。だから最初は、5分しか読めない・進まないのは普通のことだったと今なら思える。


私が試した7つの改善策【正直な結果】

ここからが本題。全部うまくいったわけじゃないし、まだ試せていないものもある。正直に書く。

①スマホを別の部屋に隔離した

効果はあると思う。スマホを触る時間は確実に減る。

ただ、不便さもある。「妻から連絡があったらすぐ対応できない」「職場で何かあったら?」という不安が頭に残って、完全には集中できなかったこともある。

完全遮断は人によってはストレスになる。効果はあるけど、副作用もある方法。

②カフェで読書してみた

ちょうどいい雑音があると、集中して読める。周りの目があるから適度な緊張感もある。

ただ、うるさすぎる日は読めない。カフェにも当たり外れがある。

そして本を読むスピードは、自宅で読んだときとあまり変わらなかった。集中できたからといって、速く読めるわけじゃない。

③15分読書→15分休憩のサイクル

初心者かどうかというより、合う人と合わない人がいる方法だと思う。

きっちり15分で区切るのは、私には合わなかった。いいところでタイマーが鳴るのが嫌だったし、15分休憩は長すぎてスマホに手が伸びる。休憩は5分で十分。

④読書前に「読む目的」を紙に書く

今はやっていない。

読む目的を持つことは大事だと聞いている。ぼんやり「この本で何か学びたい」は頭にあるけど、紙に書き出してから読み始めたことはない。今後の読書ではやってみたい。

⑤完璧主義を少しずつ手放す

これはまだ実践中。

「10%でも得られたら大成功」という言い方は、自分にはしっくりこない。「その本から1つでも学べることがあれば、それで成功」——こっちの方が合っている。

全部理解しなくていい。1つでも自分に刺さることがあれば、それで十分。完璧主義だった人間がいきなり変われるわけがないので、少しずつという感じ。

⑥スマホの代わりに「本を触る」習慣

これは効いた。個人的に一番大事な方法のひとつだと思っている。

今読んでいる本を2冊選んで、机の見える位置に置く。外出するときはかならずカバンに入れる。枕元に本を置いているわけじゃない。手の届くところ、目に入るところに置く。

2冊にしているのは気分転換のため。1冊だけだと飽きたときに逃げ場がない。3冊だと内容がごちゃごちゃになる。2冊がちょうどいい。

「読まなきゃ」じゃなくていい。まず本を触る。手に取れば、なんとなくページをめくりたくなる。

⑦Audibleで「聴く読書」を使う

2年前から会員だったけど正直あまり使っていなかった。でも最近は積極的に使っている。

紙の本とAudibleで同じタイトルを合わせる二刀流をやると、長時間読書できるようになったのは事実。難しい本ほど効く。「複利で伸びる1つの習慣」も、Audibleと合わせたらかなり読みやすくなった。

ただし、Audibleが「集中力そのもの」を改善したわけではない。読書の幅を広げてくれる、補助的なツールという位置づけ。活字だけだと進まない時間帯や、難しい本に、別の入口をくれる存在。


まとめ

読書に5分(あるいは10分)しか進めないのは、病気のサインとは限らない。

私の場合、ADHDを疑ったこともない。映画やゲームには没頭できる。読書だけが苦手だった。それは脳の使い方の問題だった。

大事なのは、最初から長時間読めなくていいということ。

読書に慣れていないうちは、5分で飽きる・進まないのは全然普通にあること。5分しか読めないなら、それでOK。5分読めたら次は10分、その次は20分と増やしていけばいい。

7つのうち、私にとって特に効いたのはこの2つ。

  1. 読みたい本を手の届くところに置く(机の上、カバンに2冊)
  2. Audibleの二刀流で、読めない本・読みにくい時間帯を補う

全部を一度にやる必要はない。私は「これならできそう」と思えるものを1つだけ選んで、まずそれだけやってみた。

完璧じゃなくていい。5分で閉じてもいい。その5分が、次の10分につながるから。

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