読書嫌いは克服しなくていい。「聴く読書」という第三の選択肢
「読書は大事だって分かってるけど、どうしても活字を読むのがしんどい」
こういう人に言いたいのは、読書嫌いを「克服」する必要はないということだ。
読書の形は「紙の本を目で読む」だけじゃない。耳で聴くという選択肢がある。これを知っているかどうかで、読書のハードルは劇的に変わる。
読書嫌いを「克服」する必要はない
活字を読むのが苦手なのは「能力」ではなく「特性」
目で読むのが得意な人もいれば、耳で聴く方が理解しやすい人もいる。映像の方が頭に入る人もいる。人はそれぞれ、情報の受け取り方に個性がある。
活字が苦手なのは頭が悪いからじゃなくて、脳の情報処理の得意・不得意が違うだけだ。
嫌いなことを無理に好きになろうとするのは逆効果
「読書嫌いを克服する方法」で検索すると、「毎日10分でいいから読め」「面白い本を見つけろ」と出てくる。間違いではないが、そもそも活字を読むこと自体が苦痛な人に「もっと読め」と言うのは、泳ぎが苦手な人に「プールに飛び込め」と言っているようなものだ。
嫌いなことを無理やり続けようとすると、「嫌い」がもっと「大嫌い」になる。別の入り口を探した方がいい。
「読む」以外の読書法がある
読書には3つの形がある
- 紙の本で読む:従来の読書スタイル
- 電子書籍で読む:KindleやスマホアプリでGETする
- 耳で聴く(オーディオブック):プロのナレーターが本を朗読してくれる
私は紙の本とオーディオブック(Audible)の2つを使っている。電子書籍やスマホでの読書は一切やっていない。紙の質感が好きだし、スマホで読書すると他の通知に引っ張られてしまうから。
3つ目の「耳で聴く」は、活字が苦手な人にとって根本的な解決策になる。「読む」行為そのものを取り除いてしまえば、「字を追うのがしんどい」「長い文章が頭に入らない」という悩みはなくなるからだ。
「聴く読書」を始めてみた正直な感想
最初に聴いた本:「夢をかなえるゾウ」と「深夜特急」
私がAudibleで最初に聴いたのは「夢をかなえるゾウ」と「深夜特急」だ。
正直に言うと、思っていたよりかなり聴きやすかった。プロの声優や俳優、ナレーターが読んでくれるので、聴いていて飽きない。声のトーン、間の取り方、抑揚——全部が「聴く人に伝わるように」計算されている。
ただ最近はAIが読むものも増えてきて、そういうやつはちょっとだけ違和感がある。正直、人間のナレーターの方が断然いい。
移動時間と寝る前が「聴く読書」のベストタイミング
私がAudibleを使う場面は主にこの2つ。
- 電車・バスの移動時間
- 寝る前、ベッドで横になりながら
紙の本だとベッドで横になって読むと手や首が痛くなるが、Audibleならイヤホンをして目を閉じるだけでいい。この手軽さはかなりのメリットだ。
正直なデメリットも
- 超満員電車の中だとストレスでAudibleどころじゃなくなる
- 寝る前に聴いているとそのまま寝落ちすることが多い。そのときは頭に入っていない
- 聴き流しだと内容が残りにくいことがある
- 紙の本のように「ここ!」と即座に戻りにくい
寝落ちに関しては、逆に利用している面もある。完全に寝る体制のときは部屋を暗くして、睡眠導入として小説などを聴くようにしている。学びのための読書と、寝落ち前提の読書を分けているわけだ。
「聴いてから読む」二刀流が一番効く
予想外の発見だったが、Audibleで一度聴いた本を紙の本で読み直すと、驚くほど内容がスラスラ頭に入ってくる。
耳で聴いた記憶があるから、文字を追っていても内容を知っている安心感がある。理解度も読むスピードも格段に上がる実感がある。
紙の本とAudibleに同じタイトルがあれば必ず合わせて使う。この二刀流が個人的には一番効果があった。
Audibleの始め方と無料体験
AmazonのAudible(オーディブル)は、月額1,500円で12万冊以上が聴き放題のサービスだ。
初めての人は30日間の無料体験ができるので、「聴く読書が自分に合うかどうか」をリスクなく試せる。
始め方はシンプル。
- AmazonのAudibleページにアクセス
- 「30日間の無料体験を試す」をクリック
- Amazonアカウントでログイン
- アプリをダウンロードして、好きな本を選んで再生
無料体験期間中に退会すれば料金はかからない。
個人的なおすすめは、最初の1冊はストーリー仕立ての本を選ぶこと。「夢をかなえるゾウ」のような物語形式の本だと、聴く読書に慣れやすい。
再生速度は1.5倍くらいがちょうどいいと個人的に感じている。通常速度だとちょっとゆっくりだが、2倍はちょっと速い(慣れればいけるけど)。
【まとめ】読書嫌いのままでいい。「聴く」だけで世界が広がる
読書嫌いを無理に克服する必要はない。活字が苦手なのは欠点ではなく特性だ。
「聴く読書」という選択肢を知るだけで、読書のハードルは一気に下がる。
- プロのナレーターで聴きやすい(AIナレーターはちょっと微妙)
- 移動時間や寝る前に「ながら聴き」できる
- 紙の本+Audibleの二刀流が最強
- 寝落ちのリスクはあるが、睡眠導入として使うのもアリ
私はAudible会員になって2年以上経つが、紙の本とAudibleの二刀流は今でも続けている読書スタイルだ。


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